第12回東京国際映画祭1999年10月30日~11月7日
1995年から始まった日本の新人監督を対象とした助成プログラムは、同年の山下敦弘監督「どんてん生活」への助成から、日本を含むアジアの映画製作者たちを支援する「東京フィルム・クリエーターズ・フォーラム」へと拡大して発展しました。
また、特集上映として世界の映画作家に焦点を当てた企画が数多く行われ、「シネマプリズム」では「アモス・ギタイ監督特集」、「アレクサンドル・ドヴジェンコ特集」、「レトロスペクティヴ ロベール・ブレッソン」などに注目が集まりました。
「ニッポン・シネマ・マスターズ」では、そろって新作を完成させた日本映画の巨匠、市川崑監督、篠田正浩監督、大島渚監督が自ら選ぶ“世界に見せたいこの1本”を上映しました。